骨粗鬆症ってどんな病気?
- 骨粗鬆症とは骨の強度が低下する病気です。
- 骨の強度が低下すると、『骨脆弱性骨折』が起こる可能性が高まります。
- 大腿骨近位端骨折、脊椎圧迫骨折、橈骨遠位端骨折、上腕骨骨折の4つが代表的です。
- 特に大腿骨近位端骨折や脊椎圧迫骨折は、正確な治療が行われたとしても、
- 今までのような日常生活を送ることが難しくなる場合もあり、日常生活への影響力、ダメージがとても大きいものです。
- 「いつまでも自分の足で歩いて元気に過ごしたい。」皆さんそう思われると思います。
- それを妨げてしまうのがこれらの骨折です。
- これを何とか阻止するためにも、骨粗鬆症の早期発見、治療が必要なのです。
どんな検査をするの?
- 大腿骨近位端骨折と脊椎圧迫骨折のリスクを正確に知るためには、股関節と脊椎の骨密度測定を行います。(※写真)
- 当院では、骨密度測定装置(DEXA法)を令和元年7月1日より新しく導入しました。
- 検査時間は約10分で、結果はすぐに出ますので検査当日に結果は医師よりお伝えします。
どういった治療をしていくのか?
- 検査の結果、骨粗鬆症と診断された方もあきらめてはいけません。
- しっかりと早期に治療をすれば、骨の強度(骨密度)は上がり、骨折を少しでも防ぐことはできます。また、骨粗鬆症一歩手前の方にも予防策を講じることが重要だといえます。
- では、具体的に何をしたらよいのでしょうか?
- 治療には3つの方法があります。まずは運動です。
- 適切な運動を適度に行うことで、骨を強くするには効果的だといわれています。
- そして食事も見直してみてください。タンパク質やビタミンをバランスよく接種していく必要があります。検査結果によって、薬剤治療が必要な方は患者さんに適したお薬を選び薬剤治療を開始していきます。
「いつまでも元気に歩きたい」をサポートします
- お薬だけではなく、食べ物や運動それぞれの側面から治療が必要であることは先に述べた通りです。
- 当院では、医師はもちろんのこと、看護師・薬剤師・管理栄養士・理学療法士がチームとなり、患者さんの治療を各専門分野からサポートいたします。
- これは多職種連携(リエゾンサービス)といって、無料でご相談にのっていますのでお気軽にご相談ください。
相談窓口:塩尻病院 外来・医療連携室
TEL:0263-52-0145
TEL:0263-52-5516(夜間・時間外)